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宛先の送信ミスを防ぐ

電子メールやFAXの送り先を間違えて、他人に情報が漏えいしてしまう事故が続いています。電子メールやFAXは送り先を十分確認するようにしましょう。また、電子メールアドレスを誤って他人に伝えてしまうことも情報漏えいになります。複数の送り先に送信する際には送り先の指定方法を十分に確認するようにしましょう。

対策例

  • 電子メールやFAXを送る前に送信先を再確認する
  • 複数の送信先アドレスを受信者に表示しない場合は、BCCを使う。
  • メールソフトに宛先チェック、送信保留、取り消しなど誤送信防止機能がある場合は有効にする。

主なミスの種類

  • 宛先ミス
  • 添付ファイルミス
  • 文面ミス

どうすればメールの誤送信を防げるか?

チェックリストの作成

あくまでも例です。

本文作成後

  • 会社名・送信先の氏名、商品名などの固有名詞に間違いはないか
  • 日付や金額などの数字情報に誤りがないか
  • リンク先URLは間違っていないか(リンク先を開いて確認)
  • 連絡先(電話番号、メールアドレス、署名など)が誤りなく記載されているか
  • 誤字脱字がないか
  • 文章表現が適切にされているか
  • 機種依存文字が含まれていないか
  • 略称や専門用語など、相手に分かりにくい言葉が含まれていないか
  • 不適切な表現が含まれていないか(差別用語 など)

送信直前

  • メールの宛先や配信リストに間違いはないか
  • 件名が空欄になっていないか
  • 差出人のアドレスに誤りはないか
  • 相手先のアドレスに誤りはないか
  • 添付ファイル等の送付物・データは間違えていないか
  • To・CC・BCCの設定は適切か

送信後

  • 送信エラーは発生していないか
  • 文字化けや崩れはないか
  • 個人情報等の差し込みは適切に行われているか
  • 会社名や氏名等の後に、漏れなく正しい敬称が記載されているか
  • ファイル等の添付漏れはないか

CCの活用

「Cc」に自分や、関係者のアドレスを入れておけば、万が一誤送信した際、早期発見につながります。

オートコンプリート機能を停止

宛先で名前やメールアドレスを入力し始めると、候補を表示してくれる機能が「オートコンプリート」機能ですが、ここで誤った宛先を選んでしまうというケースは多いようです。そんな経験のある方はオートコンプリート機能を無効にすることで、宛先ミスのリスクを減らすことができるかもしれません。

送信メールの一時保留

メールの送信を一時的に保留にすることで、送信前にミスに気付くことがあります。時間を置くことで冷静に内容を確認できますし、送信前であれば、宛先や添付ファイルのミスの訂正ができます。送信の取りやめもできますので、「すぐメールを送らない」という事を習慣づけるのも良いかもしれません。

私用するメーラーによっては「メールをすぐ送信しない」設定が可能な場合があります。Outlookなら詳細設定にある「接続したら直ちに送信する」のチェックを外すことで、同等の機能が有効になりますし、Gmailの場合は、「送信取り消し」で取り消せる時間(秒)を設定する事ができます。Tunderbirdの場合、プラグインで送信するメールの日時指定ができるものがあります。時間が来るまでメールは送信されませんので、その間何度でも修正が可能です。